「農業データの川下とのデータ連携に向けたアンケート調査」のご協力のお願い
「農業データの川下とのデータ連携に向けたアンケート調査」のご協力のお願い
現在、テラスマイル㈱や㈱食農夢創が参加する『加工原料、業務向け野菜の、農と食の未来を繋ぐコンソーシアム(略称:食農コンソ)』は、農林水産省の「農林水産データ管理・活用基盤強化事業のうち農業データの川下とのデータ連携実証事業」を実施しております。
この度、事業の一環として下記のとおり事業量調査を実施することといたしました。
「農業データの川下とのデータ連携に向けたアンケート調査」
アンケートの実施期間:本日9月4日㈪より11月30日㈭まで
本調査は、現在、農林漁業が直面している課題を解決すべく、「農業産地と川下企業とのデータ連携による国内産地の最適化と産地所得の安定化」に向けてデータ連携における課題およびニーズを把握するために生産者の皆様を対象として行うものです。
<農林漁業が直面している課題と解決策(案)>
・過去10年間の分析により、必要消費と生産品目・出荷量に乖離が発生し、品目によっては需給が逆転してしまったことへの対応。
・肥料・重油・農業資材など、未来の担う農業者にとって、所得を圧迫する不安要素が潜在しており、業務加工メーカー調達までの最適化が求められていること。
・農作物の調達工程(サプライチェーン)では、不安定調達・不安定品質・不安定価格という3つの不安定が存在している。デジタルやアグリテックの技術を用いて、この早急な解決が求められていること。
・品目によっては、GAP取得率が低く、産地経営力向上の阻害要因となっている。データ駆動型にGAP取得情報を組み合わせることで、産地経営力向上に繋がる未来を期待していること。
・国として、農業の二酸化炭素排出量が、他国と比べて最適化されていることを将来的に証明する礎には、データ駆動が必須であること。
・CVS・小売・業務加工メーカーは、2030年に向けて、調達する原材料の二酸化炭素排出量を見える化し、企業価値向上を行うことが世界基準で求められており、取り組みを行う意識の高い産地との関係構築が必要なこと。
生産者の皆様、是非本調査の趣旨をご理解いただいてうえで、農林漁業の未来と生産者の所得アップ・安定化のためにアンケート調査にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
引き続き、「農林漁業を夢のある食産業へ創造する」ことを目指して精進してまいります。